朝日新聞の医療サイトに、日本で自殺率の低い町を取材した記事(自殺率下げる地域の力)が出ていました。その徳島県海陽町のコミュニティーの特性(下記引用)がチェンマイにそっくり当てはまるので、びっくりしてしまいました。自殺率の低いコミュニティーは、ロングステイにも適しているということでしょうか。

(1)いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい(多様性を尊重し異質な者を排除しない)
(2)人物本位主義を貫く(地位や学歴で人を評価しない)
(3)どうせ自分なんて、と考えない(主体的に社会に関わる)
(4)「病」、市(いち)に出せ(悩みは小さいうちに人に相談する)
(5)ゆるやかにつながる(人間関係が緊密すぎない)。
元の記事・・・>自殺率下げる地域の力

記事によると気軽に暮らせることが、自殺率の低さにつながっているようです。チェンマイで日本人が気楽にロングステイ暮らしができる理由を再確認した思いです。特に(1)多様性を尊重して異質な者を排除しない・・・この点はロングステイする我々外国人にとって有り難いことです。良い意味で放っておいてくれますから。タイの自殺率は日本の1/4程度と聞いたことがあります。

ビアンブアマンションには、欧米人も多く暮らしています。チェンマイにロングステイする人が多いのは、タイ人というか、チェンマイの人々のこうした多様性を尊重して異質な者を排除しない、人間関係が密過ぎない、といった特性にもあると思います。

この記事の元になったと思われる本を見つけました。
興味のある方はこちらもどうぞ・・・>生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

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