例年この時期に発表される外務省の「海外在留邦人数調査統計」を見ました。タイ国に暮らす日本人の数は、6万7千人。アメリカ、中国、豪、英国に続く僅差の5位でした。タイから日本へ行く観光客が増えているのが話題になりますが、日本からタイへ移住する人も増加傾向にあり、両国の友好関係を示しています。一方ロングステイ人気ナンバーワンのマレーシアは今年もベスト10圏外でした。PR効果で人気は高いけれど実際のところは12位、人数はタイの1/3に満たない水準でした。 チェンマイにロングステイする人数は4000人と聞きました。タイの日本人の数パーセントはチェンマイに住んでいると考えてよさそうです。

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在留届を出さずに長期滞在する人も多いので、実際の数字はもっと大きいはずですが、海外在住の日本人は2015年10月1日時点で131万7078人で、前年の調査から2・1%増加しています。 長期滞在者が0・7%増の85万9994人、永住者が4・7%増の45万7084人でした。 日本を出て海外移住する人が増えるているんですね。 男女別では女性が68万3695人、男性が63万3383人。この数字には企業の海外駐在員を含みますので、をれを踏まえても日本女性の海外進出が10%も多いってすごいですね。

時間のある方は、こちらに過去の資料もあります → 海外在留邦人数調査統計統計表一覧
先週発表の最新版はこちらのこちらの → PDF版をご覧ください。
国・地域別ベスト10は;

  1. 米国41万9610人(前年比1・3%増)
  2. 中国13万1161人(同2%減)
  3. オーストラリア8万9133人(同4・8%増)
  4. 英国6万7997人(同1・1%増)
  5. タイ6万7424人(同4・9%増)
  6. カナダ6万6245人(同4・7%増)
  7. ブラジル5万4014人(同0・7%減)
  8. ドイツ4万2205人(同5・8%増)
  9. フランス4万308人(同5・1%増)
  10. 韓国3万8060人(同3・7%増)

 

この統計は、3カ月以上の長期滞在者と永住者の合計数値をまとめたもので、観光客数は含んでいません。
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