今年の成長率は2.5から3.5%の見込みで、東南アジアでは最低! 来年の見通しも、4月に発表された報告書には4%とありましたが、今回の報告書では2%に下方修正。世銀が月曜日に発表した最新のアジア経済成長見通しの報告書を読んだのですが、タイはあまりパッとしません。

一般消費と個人投資がゆるい回復を示しているものの、公共投資からの成長はあまり景気回復に貢献していないそうです。

救いは、先般のバンコク エラワンでのテロ騒ぎや、軍事政権下にある暗いイメージにもかかわらず観光業が堅調なこと。最大の貿易相手国=中国の景気の影響は来年の不確定要素の一つ。

原文・世銀報告書

世銀報告書