タイ政府が公式に発表するコロナ関連の数字です。これまで感染者数を中心に報じてきましたが、関心の高いワクチン接種の進捗も合わせて公開するようになりました。
ワクチン接種はここのところ１日30万回程度まで上がって来ていましたが、週末になるとペースダウン、10万回を切ってしまいます。一方、プーケットサンドボックス方式で海外からの観光客を積極受入中のプーケットでは、既に住民の85％以上が1回接種済み、67％が2回接種済みです。現在のところ、タイ国内で一番安全な地域と言えそうです。
感染状況はデルタ株が上陸してからの感染拡大は収まらず、ついに7月12日からダークレッドゾーンに指定された10都市でロックダウンが再開されます。都市間の移動は厳しく制限されます。チェンマイでは今のところ爆発的な感染拡大には至っていませんが、デルタ株は既に確認されています。
感染ゾーン分けは、ダークレッド、レッド、オレンジ、イエローの4段階に分かれています。感染の無いホワイトゾーンはありません。チェンマイはイエローゾーン（監視区域）に分類されています。国内の県をまたぐ移動は制限されていますが、全県載せておきます。
ダークレッドゾーン（厳格な管理区域：10都県）
バンコク、ナコンパトム、ナラティワート、ノンタブリー、ソンクラー、パトゥムターニー、パッターニー、ヤラー、サムットプラカーン、サムットサコーン。レッドゾーン（最大管理区域：24県） クラビー、カンチャナブリー、チャチューンサオ、チョンブリー、チャイナート、ターク、ナコンナヨック、ナコンラチャシーマー、ナコンシータマラート、ナコーンサワン、ペッチャブリー、プラチュワップキーリーカーン、プラチンブリー、アユタヤ、ラノーン、ラヨーン、ラチャブリー、サムットソンクラーム、サラブリー、シンブリー、スパンブリー、アーントーン、ウタイターニー、ロッブリー。
オレンジゾーン（管理区域：25県） カーラシン、ガムペーンペット、コーンケン、チャンタブリー、チャイヤプーム、チュムポーン、トラン、トラート、ブリラム、パッタルン、ピチット、ピサヌローク、ペッチャブーン、ロイエット、マハーサーラカーム、ルーイ、サケーオ、サトゥーン、サカオ、スコータイ、スラートターニー、スリン、ノーンブアランプーン、ウドンターニー、ラチャターニー。
イエローゾーン（監視区域：18県） チェンラーイ、チェンマイ、ナコーンパノム、ナーン、ブンカーン、パヤオ、プレー、パンガー、プーケット、ムクダハーン、メーホンソン、ヤソートン、ランパーン、ランプーン、サコンナコーン、ノーンカイ、アムナートチャルーン、ウタラディート
ワクチン合計投与数: 12,469,188
- 一回接種: 9,213,598
- 二回接種: 3,255,590
感染者推移 総症例数：336,371
- 新規症例数：9,539
- 入院者数：85,689
- 回復：247,971
- 死亡者数：2,711
感染再拡大を伝える⇒ 日テレニュース
日本語訳されたデータ⇒ ロイター通信
７月１８日情報