ワクチン接種が進まない事を理由に、11月からの開始に変わったと正式発表がありました。
タイ首相府報道官が2021年9月9日、「10月1日からのバンコク、チェンマイなど5都県開放の準備をする」と発表しました。首相の強い意向が働いているとの現地報道があります。⇒ Khaosodenglish記事
プーケットやサムイ島で7月から開始されているワクチン接種済み旅行者の受け入れ(キャンペーン名:プーケットサンドボックス)が上手くいっていることが後押しになっているようで、プーケットでは住民の8割が2回接種済みなこともあり、感染が低く抑えられ集団免疫ができていると判断されています。

 

タイのワクチン接種は9月9日現在で、
  • 26,292,211(+338,105)人が初回接種済み
  • 11,272,593(+372,592)人が2回接種済み
  • すなわち、人口の約17%が完全にワクチン接種済みです。
タイは年末までに1日あたり51万回の投与を続ければ、集団免疫目標を達成することができます。ちなみに、昨日の接種回数はは71万回でした。1か月前までは1日30万回がやっとでしたから、かなりペースが速くなりました。しかし、日本もそうでしたが、ワクチンを外国製に依存しているので、契約通りに供給してくれないと、遅れが生じます。

 

ワクチン接種の進捗は今後のタイ政府の各都市の再開検討にあたって、重要な指標になるので、引続き注視しておく必要があります。皆さんお待ちかねのチャーミング・チェンマイ10月1日開始となると良いですね。