6月以降、タイ政府は各県別の新規感染者数の発表を取りやめました。(全体の数字発表は続けています)そのため、チェンマイの日本領事館は、新規感染者数の更新を中止しています。5月末で、1日平均20-30人弱といった水準です。タイランドパスももう廃止になりました。
⇒在チェンマイ日本国総領事館ホームページ
当初のコロナウイルスは20人に1人が重症化しICU入りしていましたが、その後は変異を続け、いまではオミクロン株が中心となりました。感染力が高まる一方で、重症化する人は1000人に3-4人程度まで減少しています。
日本では重症化の比率や内訳は公表されませんが、BA.4とBA.5 がコロナ感染全体の45%を締めているというシンガポールでは、検査陽性者のうち99.8 %が軽症・無症状であることを公表しました。
タイでは、感染が一段落したところでマスク着用義務は一旦無くなりました。国民の多くは今でもマスク着用を続けていますし、ふたたびマスク着用が当局から強制されることになる可能性もないとは言えません。
マスク着用は、コロナ以外の季節性インフルエンザや風邪の予防にもなるので、これからも十分注意してタイでは今後とも着用を続けた方が良さそうです。
そんななか、日本の岸田首相も第七波で感染者増加していますが「行動制限求めず、社会経済活動を維持」との方針を決定したようです。