ビアンブアマンションに滞在のお客様で、不法滞在の方はあまりいないと思いますが、他国と比較して緩いと言われていた不法滞在者への対応が厳格化しそうです。

バンコクポストの記事によると、移民局の局長が首相に対して、違反者を厳罰に処するべきと提言したそうです。(記事を読むと提言というよりも直訴した感じですが)

具体的には、不法滞在の期間に応じて、再入国制限を1年から最長10年間とするべきとしているそうです。

  • 90日から1年間の不法滞在で、1年の再入国禁止。
  • 1年以上3年の場合は3年間、
  • 3-5年間の場合は5年間の再入国禁止。
  • 5-10年は、10年間の再入国禁止。

再入国を制限するなど、厳格化により、現在80万人を超えると言われる不法滞在者を、80%削減しようというものです。不法滞在者の多くは、アフリカ、インド、バングラデシュ出身者で、第三国への移民手続きをするにあたり、中継地としてタイを利用する人が多いようです。

現行法では、罰則が、国外追放か500バーツから2万バーツの安い罰金で済むため抑止が効いておらず、追放になった人物が再入国するケースが多くあるそうです。