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タイ:バンコク,パタヤ,プーケット等におけるテロの脅威

チェンマイは対象外ですが、外務省海外安全情報にタイのことが載っていたので共有します。mof

2015年12月04日
1 4日(現地時間),タイの現地報道によれば,タイ治安当局は,ISIL(イラクとレバントのイスラム国)の関係者が本年10月下旬にタイへ入国し,首都バンコク,リゾート地のパタヤ,プーケット他タイ国内においてテロを計画しているとして,警戒を強化しています。

2 事件の背景等については必ずしも明らかではありませんが,これまでも,首都バンコクにおいては,本年8月,首都バンコクの中心部にあるラチャプラソン交差点付近で爆弾が爆発し,多数が死傷する事件やチャオプラヤー川の船着き場で爆弾が爆発する事件が発生しました(8月29日付スポット情報「バンコクにおける爆発事案の発生に伴う注意喚起 (更新)」参照)。また,本年2月,ショッピングモールの外で小型爆弾が爆発する事件,翌3月,刑事裁判所の外で手投げ弾が爆発する事件も発生しています。さらに,南部では,翌4月,スラータニー県サムイ島にある商業施設の駐車場において自動車が爆発し,イタリア人を含む複数名が負傷しました。
一方,タイ深南部地域(ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部)においては,分離独立を標榜するイスラム系武装集団が存在し,同集団による襲撃,爆弾事件が続発しています。

3 つきましては,タイへ渡航・滞在を予定している方または既に滞在中の方は,以下の危険情報を踏まえるとともに,上記情勢に留意の上,テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。また,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光・リゾート施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。さらに,爆弾事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。

バンコク、プーケット他タイ南部へお越しの方はご用心ください。

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