もうワクチンパスポート(接種証明書)をゲットしたという気の早い人もいるようですが、それがチェンマイ行きに使えるのはいつからになるのでしょうか。

そのヒントになるのが、プーケットのサンドボックスプロジェクトの動向です。プーケットでは早くから医療関係者に加えて、観光業に携わるガイドやドライバーたちのワクチン接種をすすめた結果、現在なんと住民の70%以上がワクチン接種を2回終えています。日本では7月27日の時点で、まだ30%を超えた県はありません。(東京18.6%、神奈川20.2% 詳細⇒https://cio.go.jp/c19vaccine_dashboard) 住民の70%以上が接種済みというのがいかに高いかわかります。デルタ株が猛威をふるうタイの他の県をよそに、プーケットの感染者数は低く抑えられています。

タイの他の都市と異なり、プーケットではワクチンパスポート保持者は2週間の自主隔離が免除されています。また、7日間滞在後、他の県への移動が許されています。東京五輪選手・関係者がみなプーケットへ帰国するのはそのためです。

前置きが長くなりましたが、チェンマイ県知事は、プーケットサンドボックスプロジェクトがうまくいった場合には、チェンマイでもワクチンパスポート保持者は自主隔離無しで受入れると公言しています。時期に関しては以前は当初は8月と言っていましたが、最近のデルタ株の猛威をうけて、10月と言っています。

今現在、ワクチンパスポートがチェンマイ行きで役に立つのは、早くて10月ということになります。チェンマイはまだまだ感染は100人未満と爆発的には拡大していませんが予断は許しません。しかし、デルタ株の感染力が高いことはご存知の通りです。そうなるとこれからのワクチン接種がどれだけ増やせるかということになります。まだまだ目が離せません。

サンドボックス最新動向→ バンコクポスト

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